大学生と社会人姉妹の旅行記

大学生の妹と社会人の姉が行った旅行の記録を綴ります。

ギリシャ旅行記⑤ - 魅惑のサントリーニ島

アテネから出発し5日経過。

アテネ、ザギントス島、クレタ島と巡り次はサントリーニ島!!

絶景の写真でもよく見かけるあの美しい青と白で統一なれた街並みのあるところへやってきました。

サントリーニ島ではせっかくだから洞窟ホテルに泊まりたい!!という思いがあったので贅沢にイアのホテルに宿泊。

2泊3日で満喫した記録をここに残します。

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フィラとイア

サントリーニ島の観光地といえばフィラとイアの2つがあり、中心地がフィラ、有名なブルードームや夕日が綺麗なスポットはイアです。

上の写真はイアで撮りました。

フェリーはかなり揺れる

クレタ島イラクリオンにあった港からサントリーニ島のフィラにある港までフェリーで2時間半の移動でした。フェリー検索はdirect ferriesで!

飛行機もありましたが、費用と時間(出発時間)を考慮した結果フェリーを選択しました。

フェリーは予約した時に送られてくるQRコードを乗船時に出すだけだったので簡単に乗船できました。荷物は入ってすぐのところに置けるようになってるので、スーツケースなどはそこに置いて上の座席があるフロアへ移動します。

席の座り心地は良く、ちょっとした売店もあるのでお腹が空いてたり喉が渇いても大丈夫でした。ただ割高なので持参するのがベスト。サントリーニ島への期待でワクワクして出発を待っていると、エチケット袋が配られました。ネット上で結構揺れるという声を見ていたので少し不安でしたが寝てれば大丈夫かなという気持ちでいました。

船が動き出ししばらくするとかなりの揺れが、、、周りの方々も”おっとこれはまずいぞ、、”という雰囲気。少し時間が経つとみんな席を立ったり具合悪そうに下を向いていたり、エチケット袋に、、、。トイレは大混雑!!スタッフの方々もゴミ処理やエチケット袋の支給に大忙し。すごい状況でした。私は大丈夫でしたが、母は参っていました。これからの島移動もフェリーを使う私のプランに心配して、”こんなに揺れるなら2倍以上高くても飛行機がいい”と言われるほどでした。

フェリー移動でも高速船かどうかでも揺れがかなり違うので酔いやすい人は気をつけた方が良いです。

そんなこんなで無事サントリーニ島に到着!船を弾ませて船を降りました。

www.directferries.jp

港から移動

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港からはバスやタクシーでの移動になります。港にはレストランやお土産屋さんなどが並んでいます。今回は、路面バスではなくチャーターバス(€20)で移動しました。ミニバンに私たち含め2組のお客さんを乗せて希望の場所まで連れてってくれました。

今回のサントリーニ島は最初にフィラを周り、その後イアに移動してイアを満喫するという予定だったのでフィラまで移動しました。

 

フィラ Θήρα

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フィラにある J&K left luggage service and souvenirs というお店にスーツケースを預けてフィラを歩きました。€10でスーツケース2つ預けられました。

goo.gl

 

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預けたところから人がいる方へ歩いて行くと銀行や両替所、カフェレストラン、ショップがたくさん。少しお腹が空いていたのでちょっとしたものを買って腹ごしらえを。

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気ままにこっちの道はどうなっているんだろうといった感じにどんどん歩き進め、海の見えるところまで。景色を見渡し、サントリーニ島に降り立ったことを実感し感動。すてき〜〜〜〜〜〜!!!!

素敵な服が売っているショップもありお土産にも最高!ときめくものに出会えてよりテンションは上がりました。

真っ白な建物を想像していましたが、実際はクリーム色や黄色の壁の建物も多くありました。

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イア Οία

フィラからイアへバス移動

路面バスを利用してイアへ移動しました。バスターミナルに行くと大勢の人が、チケット売り場のところに時刻表が張り出されており次はいつ来るのかチェック。

バスの一番前に行き先が書かれたプレートが貼ってあるのでどのバスに乗ればいいのかはわかりやすかったです。フィラ-イア間のバスは頻繁にあるので少し待てばきますが、使う人も多いので満員で乗れないこともありました。バスに乗る時にお金を支払う形です。人が多いので立つこともしばしば、行き先のバスが来たなと思ったらすぐ近くへ行き早めに乗車して席を確保していました。スーツケースなどの大きい荷物は下に入れられるので安心です。

大体30分程度で着きます。(€1.8)

 

ホテルにチェックイン

イアに着いたらバスターミナルのところにあるInformation Officeへ行きホテル名と名前を言って、とホテルから事前に連絡があったのでそのようにすると、ホテルのスタッフの方が迎えに来てくださいました。私たちのスーツケースを運んでくださるようで、そこから歩いてホテルまで向かいました。それぞれ20キロあるスーツケースを持ち運ぶ姿に驚きました。筋肉むきむきの体で2つのスーツケースを抱えて長い階段を降りる姿はとてもかっこよかったです!すごい!!

今回滞在したのは Caldera Premium Villas 。バスターミナルからは近かったです。

ホテルに着き、そこからの眺めにうっとり。ウェルカムドリンクを飲みながら手続きを済ませお部屋へ。

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ふぁあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜自分がプリンセスになった気分、夢のような気持ちに。ここで2泊できるなんて幸せすぎる!!お部屋の使用について説明を受けてお部屋を堪能。景色も内装も何もかもがイメージ通りでした。

紅茶を飲んで落ち着いたら、いざイアを散策!!

www.booking.com

 

朝が絶好の撮影タイム

f:id:osa7ya:20191218174625j:plainとにかく街並みが美しいです。青い空と海に白い建物と青い屋根が綺麗なコントラストを描いています。

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クレタ島で買ったギリシャドレスを着て朝方に撮ったものです。(どこでもギリシャドレスは売っていますが少しずつ柄や形が違ったり値段も異なるのでお気に入りを見つけるまで探し続けました)  朝は人が少ないので絶好の写真タイム!写真撮影のツアーは朝にやってるようで、たくさん撮影されていました。イアに泊まるメリットの一つにこれがあげられるなと思いました。お昼ころになるとフィラに滞在してる方や日帰りできてる方で混み合うので空いてる時間に散策できるのはかなり良かったです。

ブルードームを見に行くには小道を下ったり複雑な道を行くする必要がありました。大体の人がそれをめがけて歩いているので付いて行くとたどり着けます。有名な撮影スポットは人がすごく、撮影するのに何十分も並びます。並んで撮ったとしても、人が写り込むので撮影は難しかったです。

 

イアの夕日

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夕日の時間が近づくとより人で混雑します。イアでも夕日を綺麗に見られるところは限られているので、良いところで見ようとみなさん必死です。30分前でも大行列で見られません。1時間前くらいから近くでスタンバイする必要があります。また、夕日が見えるすてきなレストランは予約がいっぱいなのでかなり前からの予約が必要です。人気のお店は上の写真のような感じです。一番外側の席の予約は本当に取れないそう。

夕日を良いところで見るには、

  1. 1時間以上前からスタンバイ
  2. 夕日が見られるレストランを予約
  3. 夕日が見えるホテルに宿泊する

これしかありません。人混みをかき分けてグイグイいける人であればそんなに待たなくても見られますが。。。

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2日目は1日目での学習を活かし、イアの夕日を良いところで見ることができました。またまたうっとり。来れて良かった。

 

レストランでディナー

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1日目の夜は夕日をいいところで見ることは諦めたので、少しでも夕日が見えそうなレストランに入ろうと探し、ここでディナーを。運が良く角の席が空いており、そこでディナーをいただくことができました。このトマト煮がすごく美味しかったです。他にも色々食べましたがどれも美味しかったです。夕日で色づく空と海を見ることもできすてきなディナータイムを過ごせました。

 

ショッピングも!

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ちょっとしたギャラリーやブティック、スーベニアショップが多く並んでいます。どこもハイセンスでお財布の紐が緩んじゃう!私も良い買い物ができました。

 

時間によって変わる景色

  1. 日が昇る前の少し霧がかかった少し寂しさのあるイア
  2. 日が昇った直後のイア
  3. 日中の日がさんさんと降り注いでるイア
  4. 日が沈む時のピンクオレンジ色に染まったイア
  5. ライトアップされたイア

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日の差し方によって影も変わっていくので、いろんな顔を見せるイアに同じ景色を何度見ても飽きなくて、ほとんどをイアで過ごし同じ道を何度も通りましたが毎回感動できました。

 

洞窟(カナベス)ホテル

今回滞在した、カルデラプレミアムヴィラス Caldera Premium Villas 

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夜はプールがライトアップ。このプール水深が右と左で全然違って、右のほうはかなり深いです。180cmの方でも足がつかないんじゃなかなっていうくらい!

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朝ごはんは簡単なブッフェになっていて、プールがあるテラスでもお部屋でも自由に食べることができました。

シャワーも広々としていて、部屋全体が清潔でよかったです。ただハンガーが少なく濡れたものが干せないなと困っていたところ、スタッフの方が部屋の前に椅子とか使って干していいよと言ってくださったので助かりました。

憧れの洞窟ホテルを贅沢に味わえました。

 

ワイン博物館

サントリーニは ワイン生産地としても有名。サントリーニ島は火山によってできた島なので、火山性土壌です。そのミネラルが豊富な土で育ったブドウからワインが造られてきました。

サントリーニワインの歴史を学べるワイン博物館を訪れて、歴史を学びテイスティングしてきました。

イア→フィラへ移動し、フィラからカラマリビーチ行きのバス(€1.8)に乗って向かいました。ワインミュージアムに行きたいことをバス乗車時に伝えておいたので、着いた時に声をかけてくださりました。

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チケットは見学後のワインの試飲数でいくつかあり、私たちは4種類のワインを試飲できる(€20)チケットにしました。

日本語ガイドがあり、パスポートをデポジットとして音声ガイドを借りて歴史を学ぶことができました。ブドウ生産の始まりから、機械の進化・発達、ワイン造りの変化、などなど詳しく知ることができました。

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一番驚いたのは、ブドウのなり方です。サントリーニ特有の形(地面に円形のツタを置きそこに巻きつくような形、上の右の写真)で生産が行われていて、最終日にフェリー乗り場に向かう途中に見たブドウの生産地を見て なるほどこれか!となりました。

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入場チケットの時にテイスティングの種類を選べ、私は4種類のテイスティングができるものを選んだので、上の4種類を試飲しました。これにもガイドがついていて、説明を聞きながらのテイスティングでした。美味しかった〜樽の香りが強目が好きな私には最高でした。

Vinsantoというデザートワイン(€34)を購入しました。

他にも有名なワイナリーには、サントワインというところがあり、フェリー乗り場の近くにあります。Google mapで検索すると日中は混雑しているとの表記があり、ここには行かずフィラへ戻りました。

 

サントリーニ島から次はミコノス島へ

サントリーニ島には、ビーチはもちろん、火口を訪れたり、温泉に行ったり、他にも色々と楽しめます。その中でもレッドビーチ!行きたかったな〜

レッドビーチに行って、船に乗りながら夕日を眺めるツアーなどもあるのでそれもオススメです。

ストライキでフェリー欠航

予約していたフェリーが前日にストライキで欠航になってしまい、ストライキがどれほどの規模のものかもわからなかったので不安でしたが、予約していた船の会社でのストライキだったので、他のフェリーは運行していました。すぐ違うフェリーを探し予約しました。DIrect Ferries とメールを欠航になった分のフェリー代は返金してもらいました。フェリーは急に会社が変更になったりとかで値段が変動するらしく、この時も当日にプラスでいくらか払いました。

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人の量がすごい!この船は直行便ではなく他の所にも停まる船だったので、荷物置き場は目的地別に置くようになっていました。今回はそんなに揺れなかったので快適な船旅となりました。